朝から4年生の特別支援学校での実習訪問で小林へ。
小林こすもす支援学校は小学部と高等部が小林高校,中学部が東方中学校の敷地内に併設されている。
まず,小学部で研究授業を参観。教員採用試験に向けた模擬授業を何回か見たり,諸々のやり取りをする中で,しっかりしているのがよく分かっていた学生。ゴムを動力とする車の進んだ距離を測るという授業について,十分に準備をして,それぞれの個性を把握し,活かしながら,上手に授業を進めていた。
次に,中学部に移動し,こちらでも研究授業を参観。オープンキャンパスで活躍するなど,学科でも中心となって活躍している学生。授業は,作り物のブドウを収穫,パック詰めして校内の先生方に届けるという活動。何日か前から教室にネタを仕込んでいたし,車椅子でかなり体の不自由な子たちのクラスにもかかわらず,それぞれの好きなこと・できることをよく理解していて,それを活動に活かしていた。見ているだけでこちらも楽しくなったし,最後は実際にブドウを食べるという仕掛けまであって,感心しきりだった。
午後の約束までかなり時間があったので,ゆっくりランチ。
高等部に行き,担当の先生と話す。高等部に来ているのは,教員採用試験に向けた集団面接を見て,リーダーシップとフォロワーシップをバランス良く発揮しているのに感心した学生。今回の実習では,自分なりの課題意識を持って,とてもよく努力をしていることが分わってきた。
かなり長い時間滞在することになったけど,それぞれがよく頑張っていることを見聞きして,訪問した甲斐があった。
大学に戻り,諸々の連絡調整。
夜,とある方々との懇親会。気付かないうちにあっという間に時間が過ぎていた。