小幼保2年の保育・教職実践演習と小学校教職実践演習は今回担当の先生にお願いして,スライド準備。
JRで加治木まで。姶良市立柁城小学校の研究発表会。地区指定の発表会で地元の先生方が多く参加。分科会会場に配信された開会行事では,名前を出していただき恐縮。
高学年の指導助言ということで,5年の社会を参観。授業者は採用されてから2年目の先生。先週2回の事前授業を経て,ガラリと授業が変わっていた。例えばICT活用なら,先生が指示してPCを開かせていたのが,ノートにめあてを書き終えたら自分でPCを開く,というようになっていた。ロイロノートを使って,グループで共有したノートを共同編集し,かなり効率的にまとめまで進み,残った時間は思考ツールを使ってさらに深く考えさせていた。
分科会はワークショップ形式。指導助言は,まず柁城小の先生方への労い。次に,社会科の授業として教科書を振り返る。またICT活用について,学習に支障のない程度に使えるまで端末に慣れるため,とにかく使わせた上で,ロイロを含め,どんなツールを使うか,端末を使うかどうかも子供たちに選ばせるようにすることを提案。最後に,自己調整できる子どもを目指すため,めあてとまとめ,学習の流れや発表のさせ方など,これまでの授業観から脱却する必要があることを伝える。熱くなって時間オーバーしてしまい,申し訳なかった。
まとめの話や閉会行事でもまた名前を出していただき,さらに恐縮。
初めての研究発表会での指導助言。やりたかったことの一つであったことが実現し,感慨深かった。
余韻に浸る間もなく,早々にお暇。加治木からJRで鹿児島中央。新幹線は新神戸乗り換えで名古屋。そして春日井市。